ガールズバーにも「おさわり」はある
水商売の「おさわり」と聞くと、キャバクラのお客さんを想像するよね。
ドラマとかでもキャバ嬢の太ももを触ったり、胸に触れたりする描写も当たり前にあるしね。
でも実際にキャバクラでのお客さんからのおさわり(セクハラ)は日常茶飯事だった。
基本的には「お触り禁止」にしているお店が多いけど、そんなのはあるようで無いようなもの。
誰がどう見ても「触りすぎ!!!」っていうお客さんじゃないとボーイも注意はしないし、キャバ嬢も騒いだりしない。少しくらいのお触りなら暗黙の了解っていうのが、キャバクラでのルールだった。
「じゃあキャバクラよりライトなガールズバーなら、お客さんからのおさわりって無いの?」
って疑問が湧いてくると思うけど、もちろんあるに決まってる(笑)
私もキャバ嬢を辞めて、ガールズバーで働き始めた時は「お客さんの隣に座って接客するわけじゃないから触ることはできないでしょ」って思ってたんだけど、全然触れるんだよねコレがww
ガールズバーのおさわりは手がメイン
キャバクラでのおさわりはダイレクトに体の柔らかいところ(太もも、胸、お尻、二の腕など)を触るのがメインだったけど、ガールズバーでのおさわりは『手』がメイン。
まぁ、そりゃカウンターを挟んで接客してるわけだから、カウンターを超えてまで体を触りに来ることは無いし当たり前っちゃ当たり前なんだけどね。
だけど「そこまでして触りたいのか?!」ってくらいおさわりのチャンスを狙ってくるお客さんが多いから、油断してると手とか恋人つなぎとかされちゃうよ(笑)
ガールズバーではどんな時に手のおさわりしてくるかというと、
・手のマッサージと見せかけて手をベタベタ触る
・「俺の手冷たくない?ほら!」などと言って触らそうとする
こんな感じのが多いかな~!
嫌な相手の時はザッと手を引っ込めてスルーするけどねw
手を触る以外にも、おさわりであるのが「帰る時のハグ」。
これやる人は本当に酔っ払ってテンション上がってハグしてくる人もいるけど、酔ったふりしてハグしてくる人も多いね~。
まぁ、キャバクラの胸を触るとかお尻を触るとかより全然マシなレベルだけどね。
ガールズバーの店員は同伴&アフターをしなくてもいい
そもそも「同伴って何?」「アフターって何?」って人もいると思うから簡単に説明すると、下記の通り。
お店の営業が始まる前にお客さんと店の外で待ち合わせして、ご飯や買い物などしてそのまま一緒にお店に出勤をすること。
お店の営業が終わった後にお客さんと出かけること。
キャバ嬢時代は、同伴&アフターは必須の営業活動だったんだけど、ガールズバーでは絶対行かないとダメっていうわけではないんだよね。
もちろんお客さんとめっちゃ仲良くなってお店の外で会ったりする子もいるけど、キャバ嬢のように同伴ノルマがあるわけじゃないから、ガールズバーの子が営業時間外にお客さんと会っても自分の給料が上がることは無いの。
だからガールズバーの店員がお客さんとお店の外で会ったりする理由は、普通に『仲良くなったから』というのが正解。友達と遊ぶような感じかな。
キャバ嬢のように『このお客さんとの時間を増やしてもっと仲良くなって指名もらうぞ!』とか『自分を気に入ってもらって頻繁にお店に来てもらうぞ!』っていう営業目的みたいな感じではない。
まぁ、ガールズバーだって“お客さんと距離を縮めて常連さんを増やす”っていう意味では同伴とアフターに行くメリットはあるけど、自分の給料に繋がるのかと言われたら微妙なところかな~!
ちなみになんだけど、アフターに関してはガールズバーと同じくキャバ嬢もバックは発生しないんだよね。
だから私がキャバ嬢の時代は、アフターはサービス残業みたいな感覚だった。
「また来店して自分を指名してもらう為にお客さんに付き合う」みたいな感じ。閉店後に疲れた体で遊びに行くのってけっこーシンドかった覚えがある(笑)
その点、ガールズバーは同伴もアフターも必須じゃないから「今日は疲れてるからまた今度ねっ!」って言いやすいのは精神的にラク。
ガールズバー | キャバクラ | |
同伴 | 自分の給料に直結しない ※友人と遊ぶ感覚 | 自分の給料に直結する ※バックが入る |
アフター | 自分の給料に直結しない ※友人と遊ぶ感覚 | 自分の給料に直結しない ※営業活動の一環 |
【Q&A】ガールズバーとキャバクラの違いについてもっと知りたい!
キャバクラ | お客さんの年齢層は幅広い。 サラリーマン、観光客、経営者、著名人など職業も様々。 |
ガールズバー | お客さんの年齢層は20代~30代の若い人が多い。 学生、若手サラリーマン、若い子が好きな男性、女性など。 |
ガールズバーの客層や地域ごとの特徴は、こっちの記事で詳しく解説してくれてるから気になる人は読んでみるといいと思う!